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21世紀に企業成長を躍進する『NMR Win メンバーズ』企業にお届けする      
NMR Win News!!     2回発行/月   2012.10.1  Vol.149 
株式会社NMR流通総研 http://www.nmr-inc.jp/                            
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パナソニック電工株式会社では、全国の事業所にいる若手の人事担当者に、人事の職能に関する汎用な知識を学習してもらうため、「ビジネス・キャリア検定」の「人事・人材開発」「労務管理」の取得を推奨しています。
今回は、特にスキルや技術の伝承をテーマにした内容です。
是非、御社の人材育成・社員教育のご参考にしていただきたいと願っています。

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全4回シリーズ
ビジネス・キャリア検定導入企業事例特集

<第3回>若手の人事担当者に汎用な職能知識を習得してもらうためビジネス・キャリア検定を推奨

1.人事職能の伝承を意図した「人事担当者勉強会」
人材・能力開発センターでは、2007年の秋から定期的に「人事担当者勉強会」を実施しています。
パナソニック電工株式会社には、社員が単体で約12,000人いますが、全国各地に工場や販売拠点、研究所などの事業所があり、それぞれ人事担当者がおります。
「人事担当者勉強会」は、人事担当者のうち若手社員を、3ヶ月一4ヶ月に1度のペースで土曜日に集め、人事の職能について1日勉強してもらうものです。毎回、50名ほどが参加しており、20099月の開催で6回目を数えました。
もともと弊社では、経理部門で経理塾のようなものを昔から行っていましたが、人事でも同様のものが必要ではないか、というところからこの勉強会がスタートしました。目的としては、パナソニック電工の人事が持っている固有の知識・ノウハウを伝承し、若手人事担当者のレベルアップを図ろうというものです。
勉強会は2部構成となっています。前半は弊社固有の人事制度に関する内容で、後半はベテラン社員に出席してもらい、体験談やアドバイスなどを中心にフリーテーマで話してもらっています。知識・ノウハウの伝承といっても、日々の業務だけではなかなかうまくいっていないのが実際ですし、そもそも文章化できない事柄もたくさんあります。勉強会は、そうしたものを実際に伝え聞く場となっています。
おおむね参加者からの反応もよく、また、人事担当者として価値観の一体化・共有化ができるというメリットもあります。立ち上げの時点では想定していなかったことですが、勉強会は当初の目的以外に、全国に散らばっている若手社員同士が知り合い、交流会する場としても機能しています。その結果、社内での人的ネットワークができるという成果も副次的に生まれています。

2. 汎用的なスキルを担うビジネス・キャリア制度
パナソニック電工人事担当者として必要なスキル・DNAの習得として、勉強会で参加者への説明にも使用した、パナソニック電工の人事担当者として習得しておきたいスキルフレームとして、(1) 「ビジネスパーソンの共通スキル(知識)」、(2) 「一般汎用スキル」、(3)「電工専門スキル」があります。

(1)「ビジネスパーソンの共通スキル(知識)」は、ビジネスパーソンとして必要となるスキルです。(2)人事担当者として習得しておきたい人事固有のスキルとして「一般汎用スキル」と「電工専門スキル」を掲げています。前者は、「パナソニック電工だけではなく広く、他社でも通用するスキル」を意味し、後者は「必ずしも社外では通用しないがパナソニック電工固有で必須の知識・スキル」を意味します。若手の人事担当者には、これらを総合的に習得することでレベルアップをしてほしいということです。
先ほどお話しした「人事担当者勉強会」は、「電工専門スキル」を継承する場です。一方、それ以外の「一般汎用スキル」「ビジネスパーソンの共通スキル(知識)」に関しては自己学習になりますが、「一般汎用スキル」のスキルアップの手段の1つとして「ビジネス・キャリア検定」の「人事・人材開発」「労務管理」を推奨しています。ただ、あくまでも自己学習ですので、受験費用などの会社からの支援はありません。また、昇格や昇級などとのリンクもありません。ビジネス・キャリア検定をこうした形で推奨することにしたのは、検定がリニューアルしたことがきっかけになっていますが、人事としては別の狙いもあります。人事では、人事に限らず職能ごとの汎用的な知識を社員が習得できたかどうかを知るには、ビジネス・キャリア検定はひとつの目安になるのではないかと考えており、ビジネス・キャリア検定を全社的に導入していくことも想定しています。では導入するのであればどんな形で展開していくのがいいのか。それを検討するために、まずは人事で取り組んでみないかということで始めたのです。

3.直近で40名が取得を申告。役職者や他部署からの受験もある
人事担当者だけではありませんが、ビジネス・キャリア検定に合格した社員には、自己申告してもらっています。1016日現在で、全社で65名が取得した旨を登録しています。そのうち「人事・人材開発」「労務管理」での登録が40名です。つまり、受験者全体の約6割が人事関係です。残りの数字については、取得したのが「マーケティング」「ロジスティクス」といった分野になりますので、他部署の社員が自発的に受験したものだと思われます。また、役職者も受験していて、2名が「人事・人材開発」の1級合格を登録しています。
ビジネス・キャリア検定のことは知っている社員も多いようですし、私たちも検定の告知ポスターを食堂に貼るなどしていますので、それを見た社員や役員が受験したと考えられます。

4.スタンダードな検定として評価
ビジネス・キャリア検定については、リニューアルしてまだ日が浅く、弊社でもテスト的に導入している段階です。私たちは、合格者からの登録数以外に、詳しい集計やアンケートなどは現在のところ行っていません。推奨を始めてから2年になりますが、効果測定するまでには3年ぐらい様子を見る必要があるのではないかと思っています。
ただ、検定としては基本的に良い方向に向かっているのでないかとは思っていますし、内容やテーマが広範かつべ一シックというスタンダードなものになっているので、そういう意味では私どもにとってビジネス・キャリア検定はありがたいと思っています。繰り返しになりますが、若手の人事担当者に、汎用的な知識を学んでもらうのに適していると思います。また、他の利用法としては、例えば営業から人事に転属になった社員が、どんなことを勉強したらいいのかわからないという場合に、ビジネス・キャリア検定を目指して勉強してみたらいいかもしれません。

若手社員からの声としては、細かいことになってしまいますが、弊社では、受験を考える社員に女性が多いこともあって、「10月初頭の検定実施は、子どもの運動会と重なってしまうので受験できない。実施時期を配慮してほしい」というような意見があるようです。

<次号へ続く>

当社では、ビジネスキャリア検定教育の各種研修コンテンツをご準備しています。
よろしければビジネスキャリア検定教育のコンテンツページもご覧ください。

http://www.nmr-inc.jp/x4.html

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本シリーズは、「ビジネスキャリア検定教育」を対象にしたテーマですが、このメルマガは、様々な業界の実務事例をもとにした経営情報をご提供していきますので、次回のテーマにもご期待下さい。
また、「こんなテーマをとりあげてほしい。」や「こんなテーマの経営情報がほしい」というリクエストなどがございましたら下記メール宛にご要望をお寄せ下さい。
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バックナンバー
8月号 まちづくり・コンパクトシティ@
9月号 まちづくり・コンパクトシティA
・10月号 まちづくり・コンパクトシティB
11月号 まちづくり・コンパクトシティC
12月号 新規創業・第二創業
07.1月号 シニアマーケット
07.2月号 消費動向
07.3月号 新卒者教育・育成

07.4月号 新卒者教育・言葉遣い
07.5月号 コンパクトシティ
07.6月号 接客スキル

07.7月号 マーケティングリサーチ
・07.8月号 2007年問題 企業の積極的な対応
07.9月号 企業の人財育成
07.10月号 社員の能力評価
07.11月号 マーケティングリサーチの手法
07.12月号 マーケティングリサーチの設計と分析
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08.01月号 意思決定支援のための
        マーケティングリサーチ
08.02月号 経営改善を図るマーケティングリサーチ

08.03月号 派遣社員の戦力化対策
08.04月号 改正パートタイム労働法
08.05月号 達人に聞いたプレゼンテーションスキル@

08.06月号 達人に聞いたプレゼンテーションスキルA
08.07月号 達人に聞いたプレゼンテーションスキルB
 
08.08月号 社内資格制度の設計と効果的な導入・
        運営について〔第1〜2回〕

08.09月号 社内資格制度の設計と効果的な導入・
        運営について〔第3〜4回〕

08.10月号 接客で感動を与える 競合店との差別化を
        図る〔第1〜2回〕

08.11月号 接客で感動を与える 競合店との差別化を
        図る〔第3〜4回〕

08.12月号 接客で感動を与える 競合店との差別化を
        図る〔第5〜6回〕

09.1月号 接客で感動を与える 競合店との差別化を
        図る〔第7〜8回〕

09.2月号 接客で感動を与える 競合店との差別化を
        図る〔第9〜10回〕

09.3月号 感動職場の作り方
09.4月号 感動職場の作り方A
09.5月号 感動職場の作り方B
09.6月号 感動職場の作り方C
09.7月号 コミュニケーションスキル@

09.8月号 コミュニケーションスキルA
09.9月号 5W1Hと報・連・相で笑顔の企業風土を育て
       上げる

09.10月号 現場プロセスイノベーション1
09.11月号 現場プロセスイノベーション2

09.12月号 人材育成最前線1
10.1月号 人材育成最前線2
10.2月号 人材育成最前線3

10.3月号 人材育成最前線 管理職・専門プロ育成
10.4月号 人材育成最前線プロ育成
10.5月号 人材育成〜顧客満足(CS)を得ることができる
        社員を育てる
10.6月号 ビジネスキャリア検定を企業内の人材育成に
       活用する@
10.7月号 ビジネスキャリア検定を企業内の人材育成に
       活用するA

10.8月号流通業界CS先進事例に学ぶ1』
10.9月号流通業界CS先進事例に学ぶ2』
10.10月号 社内人材育成1
10.11月号 社内人材育成2

10.12月号  社内人材育成3
11.1月号 企業内人材育成ビジネスキャリア検定特集1
11.2月号 企業内人材育成ビジネスキャリア検定特集2
11.3月号 企業内人材育成ビジネスキャリア検定特集3
11.4月号 企業内人材育成ビジネスキャリア検定特集4
11.5月号 プレゼンスキル
11.6月号 コミュニケーションスキル
11.7月号 BCP(事業継続計画)
11.8月号 社内資格制度
11.9月号 コミュニケーション力を高める効果的研修
11.10月号 小売業トレンド
11.11月号 消費マーケットを考える
11.12月号 リーダーの状況適応力を磨く
12.1月号 価値を新たにプラスする
12.2月号 商業運営の新たな視点
12.3月号 コミュニケーションスキルアップ@

12.4月号 コミュニケーションスキルアップA
12.5月号 リーダーシップスキルアップ@
12.6月号 リーダーシップスキルアップA
12.7月号 リーダーシップスキルアップB
12.8月号 社内コミュニケーションで強い会社をつくる
12.9月号 ビジネス・キャリア検定導入企業事例特集
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21世紀に企業成長を躍進する『NMR Win メンバーズ』企業にお届けする      
NMR Win News!!     2回発行/月   2012.10.16  Vol.150 
株式会社NMR流通総研 http://www.nmr-inc.jp/                            
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幅広い事業領域を持つオリンパス株式会社。顕微鏡部門を担当しているライフサイエンス事業本部国内営業部では、部署特有の顧客ニーズに対応するために、全社的な研修制度に加え、オリジナルの人材育成を行っている。ビジネス・キャリア検定は、唯一の事務系公的資格としてそのシステムに取り入れられている事例です。
是非、御社の人材育成・社員教育のご参考にしていただきたいと願っています。

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全4回シリーズ
ビジネス・キャリア検定導入企業事例特集

最終回>ビジネス・キャリア検定の導入で自己啓発の風土を醸成する

1.部門によって異なるスキル
オリンパス株式会社(以下、オリンパス)は、非常に幅広い事業領域を持っています。
皆さんが日常で使われるデジタルカメラや内視鏡などの医療機器はテレビのコマーシャルなどでも目にされることが多いでしょう。あまり知られていないかもしれませんが、光学技術の応用で、特殊なプリンターなどの開発も行っています。
オリンパスは2009年で創業90周年になりましたが、創業事業として会社の基礎となっているのが、私が所属している顕微鏡事業の分野です。大学や病院、様々な研究所などの生物分野のほか、素材や半導体の開発など、産業分野でも多く利用されています。
デジタルカメラなど、いわゆるBtoCの営業と、我々が行っているBtoBの営業は求められるスキルが当然異なります。医学博士や、理学博士といった方を相手に商売をしますから、製品面での知識はもちろん、お客様自身がかかわっている専門分野についても理解が必要です。
オリンパスの人事部では、資格別、分野別に能力開発ガイドラインというものをつくっており、人材開発センターという組織で、外部の研修会社とオリンパス独自でつくったメニューを組み合わせて研修を行っています。そこではどちらかというと、階層別研修や新人研修など、全社で共通する研修を行っています。
我々が属しているライフサイエンス事業本部では、顕微鏡事業、特に国内営業に対しての教育が課題となっていました。私は2007年の4月に教育研修担当の部長となりましたが、部門独自の教育体系を整えようと動き始めた理由は、オリジナルで教育を行う必要があると強く感じたことにありました。

2.唯一の事務系公的資格に魅力を感じて
ビジネス・キャリア検定のことを知ったのは、着任してから1年ほど経ったころ、試行錯誤を続けていたときです。人材育成などに興味を持っていた同僚から、資料をもらったことがきっかけでした。ちょうど、制度が変わったこともあって「いいものがあるよ」と。
検定のことは私も知らなかったのですが、話を聞いて、飛びつきました。もともとオリンパスは、外部の資格取得に対して比較的積極的な企業です。ですが、資格の対象はどうしても、技術系のものが多くなりがちです。事務・営業職の人間にとって、ビジネスの場面で活用できるものは、残念ながらあまり多くないのが現状でした。そのような状況下で、「事務系職種の中で唯一の公的資格認定」というビジネス・キャリア検定には強くひかれるものがありました。
私の所属している部門独自の教育体系図は、中央職業能力開発協会で発行されている「職業能力評価基準(事務系職種)」なども参考にしつつ、社員に求めるスキルに対して必要な要素をプロットしながら作成しました。その中でビジネス・キャリア検定は、職務の経験年数に合わせて推奨するものを落とし込んでいます。また、検定に合格すると、人事部の人材情報データベースにも登録がされます。このことも受験の動機付けになっていると思います。今のところオリンパスの営業部門でビジネス・キャリア検定を制度化しているのは顕微鏡の国内営業部門だけですが、他でも検定の導入を考えているところがいくつかあるようです。

3.管理職も積極的に受験をして職場の士気を向上
ビジネス・キャリア検定の導入は、決して低いハードルではありませんでした。資格取得に対して積極的な会社とはいっても、部署によって職場風土は様々です。オリンパスでは、費用が全額会社負担で受けられる語学資格もあり、海外営業部などは必要性が高いことも重なって、「語学の資格取得が半ば必須」といった感もあります。一方、国内営業部門は入社年次が浅いうちは、仕事に関係なく多くの社員が資格取得を目指しますが、年次が上がっていくと、資格を取ろうとする人間がどうしても減っていってしまいます。日常業務に直接必要がないということが大きいのかもしれません。試験を受ける習慣がなくなっているという現状には、私自身とても危機感を抱きました。そこで、検定の導入にあたっては、一種のお目覚めとでも言いましょうか、グループメンバーの意識を改革する意味も含めて積極的に部内キャンペーンを行いました。顕微鏡の国内営業部門は、オリンパスの中では小規模な部署ですが、それでも札幌から福岡まで、営業系の人間は60人以上にもなります。
メールをしつこいぐらいに打ったのを始め、ポスターとパンフレットを各営業所に送ってとにかく受験を奨励しました。今年にいたっては、申込の封筒までばら撒いたほどです。
社会人というのは、日常に忙殺されてしまいがちですし、「家に帰って勉強する」という習慣を失っている人がほとんどです。検定を受けたいという潜在的なニーズがあったとしても、どうしても腰が重くなってしまう。ですから、初めての年だった昨年はとにかく受験者数を増やしたいと心を砕きました。
グループメンバーに受験を勧める立揚ですから、当然私自身も受験をしました。上司が自ら受験をすることは、メンバーにとって大きなモチベーションになると思います。部門によっては、担当部長が「2級と3級を受ける」とメンバーの前で宣言し、受験に臨んだところもあります。結果、その部門では比較的受験者の割合が高くなりました。上司の背中を見るというところがあるのかもしれません。

4.ビジネス・キャリア検定で「営業」の基礎知識を修得する
試験問題は、本当にうまくできています。テキストをしっかり読んで、過去問題を事前に解いておかないと、絶対に合格点は取れないと思います。「営業」は普段自分がやっている仕事ですから、改めて勉強しなくてもいいだろうと思う人もいるかもしれません。例えば、貸借対照表の読み方などは典型的な例です。商学部や経営学部出身の人間ならほとんどの人間が習っているはずですが、実務にどうかかわってくるのかまでは、大学の勉強では見えてこない。「そういう知識が自分には足りない」と気付くことができるのも、受験で得られる収穫のひとつだと思います。
営業という仕事は、論理的、客観的な考え方を身につけるということがなかなか難しい。ともすれば「腕一本」「売ってナンボ」といったところで評価がされがちな職種です。ビジネス・キャリア検定は、その悩ましい部分を解決するツールのひとつだと思います。「営業」「マーケティング」の公的な資格ですから、これに合格すれば仕事上のロジックや理論をマスターしているという能力の証明になります。
企業は物を売っていかなければなりませんから、営業力をとても重要視しています。営業をいかにスキルアップするか、というのはどこの会社でも大きな課題になっていると思います。それには、営業マンに対して「物を売る」以外の付加価値をつけること。結果オーライの売上では将来がありません。
私の部下には、お客様から「ただ物を買うだけだったらインターネットかメールでいいよ」と言われた人間がいます。つまり、対面で話をするのであれば、商品のやり取りだけではなくプラスアルファの「何か」が必要だということです。一口に「営業」といっても、その業務範囲は多岐にわたります。ビジネス・キャリア検定では普遍的な知識を身につけられますから、その「営業」のベース、すなわち「原理・原則」を学ぶという一番重要なところを担うことになるわけです。

5.今後の課題は「自発的な受験者」を増やすこと
昨年と今年の2年間で、部内の3分の1の人間がビジネス・キャリア検定を受験しました。私からの推奨もあって、その多くは営業3級の受験です。まだ導入して2年目ということもあり、自発的に上の級を受けようという人は少ないというのが現状で、それが我々の課題でもあります。
特に受験をしてほしいのは、入社して10年以上経っている中間層です。彼らは仕事が一番忙しい世代でもありますから、日常に追われて自分のキャリアを振り返る時間がなかなかありません。一方で、ある程度の実務経験がありますから、それなりの自信や自負はある。そういう世代だからこそ、確認の意味で検定を受けてみるというのが非常にいい機会だと思います。ビジネス・キャリア検定には幅広いコンテンツがありますから、我々が推薦する営業やマーケティングでなくても、興味があるものを受けてもらえるようになれば一番いいです。将来、マネジメント層を担うのならば、それを見据えて労務管理を受験してもいいでしょう。また、オリンパスはメーカーですし、事務・営業職の原点である経理を受けるのもよいと思います。
運用を始めてから実質1年程度ですし、将来的なことははっきり決まっていませんが、自発性を求めるのが難しければ必修にするなどの検討も必要になってくるかもしれません。ただ、1度でも検定を経験した人間は、ある種の達成感やプライドも持っていますし、検定のラインナップの豊富さも理解しています。今後、職場の中で自己研鐙のいい影響が広がっていってくれることを期待しながら、ビジネス・キャリア検定をもっと活用し、部内の教育体系をブラッシュアップさせていければと考えています。

<全シリーズ終了>

当社では、ビジネスキャリア検定教育の各種研修コンテンツをご準備しています。
よろしければビジネスキャリア検定教育のコンテンツページもご覧ください。

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本シリーズは、「ビジネスキャリア検定教育」を対象にしたテーマですが、このメルマガは、様々な業界の実務事例をもとにした経営情報をご提供していきますので、次回のテーマにもご期待下さい。
また、「こんなテーマをとりあげてほしい。」や「こんなテーマの経営情報がほしい」というリクエストなどがございましたら下記メール宛にご要望をお寄せ下さい。
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