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21世紀に企業成長を躍進する『NMR Win メンバーズ』企業にお届けする      【バックナンバー
NMR Win News!!       2回発行/月   2006.12.1   Vol.9      8月号 まちづくり・コンパクトシティ@
株式会社NMR流通総研 http://www.nmr-inc.jp/                            9月号 まちづくり・コンパクトシティA
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                                                     11月号 まちづくり・コンパクトシティC
 いよいよ12月の年末を迎えました。各企業では、歳末商戦で正念場の月となります。2006年の
追い込み活動で成功の年となるよう頑張っておられることと思います。
 前月までのメルマガは、まちづくり・コンパクトシティをテーマに4ヶ月の間、ご紹介をしてきました。
今月からは、少し、視点を変えて、新規創業・第二創業にテーマをおき情報発信します。
様々な成功事例を参考に皆さんのご活躍を期待しています。

 このメルマガでは、皆さんの会社に役立つ経営支援情報を定期的に発行している情報誌です。
これを読んで、是非、21世紀に躍進できる会社経営をしていただきたいと願っております。

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全2回シリーズ 『新規創業・第二創業』

第1回 中小企業・第2創業に活路

保有技術応用し 新規分野を開拓

 新規事業に進出することで新たな成長を目指す第2創業に取り組む動きが近畿の中小企業に
広がっている。既存の事業が成熟期を迎える中、自社技術を応用して事業領域を拡大するほか
新技術を軸に新たな市場開拓を目指すケースも増えている。自治体も企業支援に並ぶ産業育成
策として、既存企業の新たな起業ともいえる動きを重視、支援制度を拡充している。

(1)金属表面処理・金属加工のA社は塩化ナトリウムなどの混合塩を高温で溶かした溶融塩を
  使った金属表面処理やナノ(ナノは10億分の1)材料の開発に乗り出した。2003年に研究
  部門を分離する形でB社を設立、近くプラントを実用化する。
  同社は主力の金属メッキ事業が環境問題などから縮小すると判断。溶融塩事業に加え、
  環境に優しいクロムメッキ用の電極販売を育成する。

(2)自社の制御技術を活用した製品開発に乗り出しているのが電子機器部品製造のC社。
  水分や温度など各種センサーで施肥や水補給などを制御する農産物栽培装置を今春を
  めどに発売する。1割程度にとどまる自社製品の売り上げ比率を引き上げる。

(3)金属加工のD社は機能性部品の販売に乗り出した。摩擦を使って力の伝達を制御できる
  ベアリング形状の部品で、一定以上の力が加わるとベアリングが滑り出し、力の伝達を遮断
  できる。
  すでに農機や医療用器具向けに部品供給を始めているほか、照明機器や工作機械向けの
  試作品の開発にも取り組んでいる。同社は大型プレスや自動車部品製造などの主力事業
  で高い操業率を維持しているが、材料費高騰などで収益率が低下している。機能性部品で
  収益力を強化する考えだ。

(4)E社は包丁卸会社を運営している社長が2003年5月に設立した第2創業型のベンチャー
  企業。1996年の病原性大腸菌「O157」問題で包丁の抗菌対策の必要性を痛感し、公的
  研究期間の協力を得て研究を進めるうちに乳酸菌の抗菌能力に魅せられ、新規事業に進出
  した。
  現在は家畜飼料の補助剤として販売しているが、「医療分野などにも市場は広がる」と、
  実用化に向けた研究を進めている。

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本シリーズは、新規創業・第二創業を対象にしたテーマですが、このメルマガは、様々な業界
の実務事例をもとにした経営情報をご提供していきますので、次回のテーマにもご期待下さい。
また、「こんなテーマをとりあげてほしい。」や「こんなテーマの経営情報がほしい」というリクエスト
などがございましたら下記メール宛にご要望をお寄せ下さい。
このメルマガは、皆さんのニーズにしっかりと応えたものにしていきたいと考えております。

リクスエト・ご要望などはこちらへ winmembers@nmr-inc.jp



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21世紀に企業成長を躍進する『NMR Win メンバーズ』企業にお届けする    
NMR Win News!!       2回発行/月   2006.12.16   Vol.10   
株式会社NMR流通総研 http://www.nmr-inc.jp/                        
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 いよいよ年末がさし迫ってきました。本年度の経営成績はいかがだっただしょうか。厳しかった
企業、成長できた企業、様々な状況と思いますが、来年度の政策、指針策定はできているで
しょうか。
 本年の実績をもとに、次年度の基本方針を明確に定め、成長できるよう計画を明確に定めて
おきましょう。目標設定のない事業運営は、非常に危険な状況です。できるだけ、具体的な目標
設定をして、その目標を達成するための展開プランを立て、社内が一丸となって次年度を邁進
できるよう進めましょう。

 このメルマガでは、皆さんの会社に役立つ経営支援情報を定期的に発行している情報誌です。
これを読んで、是非、21世紀に躍進できる会社経営をしていただきたいと願っております。

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全2回シリーズ 『新規創業・第二創業』

第2回 中小企業・第2創業に活路


起業支援ふ化施設広がる

大学の11%「開設」
 大学でベンチャー企業を育成する態勢作りが進んでいる。日本経済新聞社がまとめた
2004年の「大学の新産業育成度調査」ではインキュベーション(ふ化)施設を全国の
大学の11.5%がすでに開設済みと回答。計画中・将来開設したいとの考えも26.2%
に達した。
 調査は昨年11月に全国689校を対象に日経リサーチを通じ実施。408校が回答した。
 すでに設置した47校のうち、最も入居企業が多かったのは早稲田大学、立命館大学、
大阪大学で各20社(一部に企業設立前の教員らを含む)が入っている。2003年10月
実施の前回調査で「すでに開設」とした大学は5.7%で、ほぼ2倍の比率となった。
 今後設置を検討している大学は「開設計画がある」が12校、「将来開設したい」が95
校。慶応大学は9月に湘南藤沢キャンパス(神奈川県藤沢市)近くに初の企業施設を
開業する。千葉大学は来年4月をめどに検討中。長浜バイオ大学(滋賀県長浜市)は
来年初めをめどに大学近くに育成施設を設ける予定だ。
 教員がベンチャー経営者などを兼務する場合の報酬や勤務時間などに関する規定も
37.5%が整備済み。ただ大学がベンチャー育成の基金(ファンド)を整備する動きは
東大、阪大、静岡大など7大学にとどまった。

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本シリーズは、新規創業・第二創業を対象にしたテーマですが、このメルマガは、様々な業界
の実務事例をもとにした経営情報をご提供していきますので、次回のテーマにもご期待下さい。
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