−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
21世紀に企業成長を躍進する『NMR Win メンバーズ』企業にお届けする      【バックナンバー
NMR Win News!!       2回発行/月   2007.1.4   Vol.11      8月号 まちづくり・コンパクトシティ@
株式会社NMR流通総研 http://www.nmr-inc.jp/                            9月号 まちづくり・コンパクトシティA
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     ・10月号 まちづくり・コンパクトシティB
                                                     11月号 まちづくり・コンパクトシティC
 いよいよ2007年がスタートしました。年末年始のお休みはゆっくりと過ごせたでしょうか。日頃        ・12月号 新規創業・第二創業
の仕事の疲れをリフレッシュする絶好のチャンスですが、まだまだ、お正月気分が抜けきれない
方も多いと思います。
 そろそろ本メルマガをきっかけにビジネスモードをオンにしていただき、本年も始動を始めましょう!
本年も、企業経営に役立つ経営支援情報を定期的に発行していきますのでよろしくお願い致します。

 このメルマガでは、皆さんの会社に役立つ経営支援情報を定期的に発行している情報誌です。
これを読んで、是非、21世紀に躍進できる会社経営をしていただきたいと願っております。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

全2回シリーズ 『シニアマーケット』

第1回 シニアの旅に知の香り

シニアの旅に知の香り

 団塊世代、好みのプランは、中高年マーケットの旅行、中でもリタイアを迎える団塊の世代の旅行
動向に関心が高まっている。50代女性はすでに活発に旅行に出ており、こだわりの旅行プランなど
が人気となっている。団塊の世代のニーズを分析する。
 旅行・観光専門のシンクタンクであるA社は旅行の実態や希望について調査(回答数は2393)。
あらかじめ設定した代表的な30の旅行タイプの中から国内・海外旅行を問わずに「行ってみたい
旅行」をあげてもらった。全体では身近な国内旅行のイメージの強さから「温泉を楽しむ旅行」が
53.5%と1位であり、以下、「おいしいものを食べる旅行(以下グルメ)」が43.3%「周遊観光(自然)」
41.7%と続く。
 50代女性だけを抜き出して比較すると、上位4つまでの旅行は、「温泉旅行」「周遊観光(自然)」
「グルメ」「周遊観光(歴史・文化)」と「テーマパーク」以外は全体と似た内容である。
 しかし、5位以下を見ていくと、全体では12位(20.8%)の「町並み散策(美しい町並みを楽しむ旅行)」
21位(12.5%)の「花の名所めぐり(桜やハープなどの花の名所を訪ねる旅行)」が同率で10位にラン
クインしているのが目立つ。
 2位、4位の周遊観光も全体平均よりも若干数字が高く、また花の名所、町並みといった希望も高い
ことから、訪ねる旅先を深く理解し親しみたい気持ち、あるいはこだわり、知的好奇心の旺盛な様子が
わかる。
 現在50歳を超えた女性は1970年代初めのアンアン、ノンノ創刊時の読者層の中心だった。当時の
雑誌を調べると、旅心をかきたてる記事が国内海外とも毎回かなりのページ数掲載されており、その
影響力は非常に大きかったと思われる。実際には多くが結婚後の子育てに追われ、異文化への強い
あこがれをずっとあたためてきた。子育ても一段落し、時間的な自由も手にいれた50代女性が旺盛な
好奇心をもって積極的に旅行に出かけようとしている。
 また、全体では7位の「おしゃべり旅行(仲間や家族と楽しく過ごす旅行)」が50代女性では5位となって
いる。「おしゃべり旅行」への希望は女性全般に高く、60代女性で4位、30代女性でも5位。旅先への興味
が高い一方で、友人や家族との旅行で、おしゃべりすることにも旅行の楽しみをみいだしている。かつて
仲間内の懇親を目的とする職場旅行の主役は男性であったが、今後ますます女性の「わいわい」
ニーズは大きくなるだろう。
 50代男性の「行ってみたい旅行」を見ると1位はやはり「温泉旅行」(51.0%)、2位「周遊観光(自然)」
(35.7%)、3位「周遊観光(歴史・文化)」(34.7%)、4位「グルメ」(32.7%)、5位「海浜リゾート」(27.0%)
だった。全体では17位の「秘境ツアー」が9位に入り、10位には「町並み散策」もあがっている点は女性
50代同様、知的好奇心、冒険心、こだわりの旅への希望が強いことが読みとれる。
 しかしリタイア後の旅行スタイルについては、推測しにくい面もある。現実にはまだ現役・働き盛りで
あり、自分の旅へのイメージは本格的に自由な旅行に出かけるようになってはじめて広がるものだから
だ。
 団塊の世代といえば、競争の中で生きてきたと見られることが一般的だ。人とは違うこだわりや個性、
自立といった意識も高い。自分のための旅行をどう作りあげていくのか、当財団の調査では、50代前半
の旅行の13.3%が「1人旅」であり、多の年代よりもこの数字が高めであったという結果もある。ボリュー
ムゾーンとしての量的な期待だけでなく、ライフスタイルとも関連させた、新しい旅の楽しみ方や価値と
いった質的な提案をする必要がある。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

本シリーズは、シニアマーケットを対象にしたテーマですが、このメルマガは、様々な業界
の実務事例をもとにした経営情報をご提供していきますので、次回のテーマにもご期待下さい。
また、「こんなテーマをとりあげてほしい。」や「こんなテーマの経営情報がほしい」というリクエスト
などがございましたら下記メール宛にご要望をお寄せ下さい。
このメルマガは、皆さんのニーズにしっかりと応えたものにしていきたいと考えております。

リクスエト・ご要望などはこちらへ winmembers@nmr-inc.jp



★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
21世紀に企業成長を躍進する『NMR Win メンバーズ』企業にお届けする    
NMR Win News!!       2回発行/月   2007.1.16   Vol.12   
株式会社NMR流通総研 http://www.nmr-inc.jp/                        
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 

 1月も半ばになりました。今年の冬も暖冬で、朝夜の冷え込みはあって、インフルエンザなどの
風邪も流行っているようです。年始の立ち上がりの大切に時期ですので体調管理にも気を配って
いきましょう。
 いよいよシニアマーケットの最終回ですが、今後、様々な業界でキーファクターとなる市場です。
更に研究を重ね、有益な情報を発信していきます。

 このメルマガでは、皆さんの会社に役立つ経営支援情報を定期的に発行している情報誌です。
これを読んで、是非、21世紀に躍進できる会社経営をしていただきたいと願っております。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

全2回シリーズ 『シニアマーケット』

第2回 中小企業・第2創業に活路


セカンドステージ

 体力づくりや気分転換になる散歩。春になれば、ぶらり出かけるのもいい。専門家が
すすめる「50代向け散歩コース」や散歩を面白くする心得などをまとめた。
 「この季節、梅や桃の花が農家の庭先などにみえる東京の郊外、武蔵野を歩くのが
楽しい。野鳥観察もできるので50代向け」街歩きにくわしいコラムニスト、Aさんは武蔵野
のファンだ。
 中でも千川上水がおすすめ。17世紀末、江戸の小石川御殿や湯島聖堂などへの給水
を目的につくられた。平成の世になって清流がよみがえり、今はざっと5キロを上水沿いに
歩ける。生い茂った木にはカツラ、エゴノキと樹木名が記されており、物知りにもなる。
 次にあげた都心の本郷は新5千円札にちなむ樋口一葉ブームの渦中にあった。
 菊坂を歩くと「菊坂コロッケ」ののぼりが目に入る。ジャガイモとひき肉、タマネギギが
詰まった丸いコロッケ。この地で40数年、精肉店を経営しているBさん(64)が名物になれ
ば、と2004年秋に命名した。
 地元の非営利組織は『本郷菊坂文人ウォーキング』と題する地図(200円)を作成し、
一葉ブームを街の活性化につなげようと懸命だ。
 一方、麻布十番は古い商店が残る地、約150年の歴史がある布団店、嘉永3年創業の
薬局などがあり、せんべい、たいやきの店には行列ができる。「六本木ヒルズと新旧商店
街比べをするのも一興だ」
 大阪では阪堺電気軌道の上町沿いを歩いてみたい。1日乗車券「てくてくきっぷ」(大人
600円)を利用すると天王寺から住吉まで、歩き疲れたら路面電車に乗るという使い方が
何回でもできる。電車は頻繁に走っている。
 雑誌「大阪人」の編集にかかわっているCさんは大阪の新しい顔として「淀屋橋ウエスト」
の散策をすすめる。地下鉄淀屋橋駅の西側に広がるオフィス街だ。
 「スペイン料理やベルギービールなど、おしゃれな店ができている。入口がスタンディング
バーで奥はレストランという形式のところも。日曜は休みなので土曜の街歩きに夫婦で立ち
寄るといい」
 散歩に必要なのは地図。このごろは「古い地図を復刻したり、古地図と現代地図を見聞き
で比べたりする地図が増えてきた」
 例えば人文社の『江戸東京散歩』。江戸時代の地図と現代の地図を対比させ、古い坂や
大名屋敷があった区画が現在どうなっているかなどが一目瞭然。「散歩に知的興味を加え、
想像を膨らませる小道具として人気」で8万部を超える売れ行きだ。
 最後に散歩への考え方や心得を紹介しよう。
 『大人の東京お散歩マップ』の著者でイラストレーターのDさんは散歩にあたって事前の
情報収集、いわゆる“予習”はあまりしない主義。「行き当たりばったりのほうが自分なりの
発見があって面白い。事前に情報誌を読むと新鮮さが失われ、つまらない」と語る。
 Aさんも歩いた道筋を帰宅後に地図でじっくり確認する“復習”が好きなほう。「食べるときも
いきなり入った店がおいしいと喜びも大きい」。要は情報過多の頭でっかちにならず、自力で
街を知る「発見力」のようなものを身につけるべしということだろう。
 散歩の持ち物でCさんがすすめるのは、小さくたためるナイロン製の買い物袋。小さな土産を
たくさん買うことが多いので必携品だという。あとは適度におしゃれな服装。「散歩は山歩きとは
違う。場合によってはレストランにも入る。くだけてはいても、色彩や素材には配慮した服を」と
話している。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

本シリーズは、シニアマーケットを対象にしたテーマですが、このメルマガは、様々な業界
の実務事例をもとにした経営情報をご提供していきますので、次回のテーマにもご期待下さい。
また、「こんなテーマをとりあげてほしい。」や「こんなテーマの経営情報がほしい」というリクエスト
などがございましたら下記メール宛にご要望をお寄せ下さい。
このメルマガは、皆さんのニーズにしっかりと応えたものにしていきたいと考えております。

リクスエト・ご要望などはこちらへ winmembers@nmr-inc.jp



★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆