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21世紀に企業成長を躍進する『NMR Win メンバーズ』企業にお届けする 【バックナンバー】
NMR Win News!! 2回発行/月 2006.11.2 Vol.7 ・8月号 まちづくり・コンパクトシティ@
株式会社NMR流通総研 http://www.nmr-inc.jp/ ・9月号 まちづくり・コンパクトシティA
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11月に入り、書店の店頭などで来年のカレンダーを見かけるようになりました。
「え、もう?」と思ったのですが準備は早いに越したことはないですよね。私も来年のスケジュール
手帳を購入しました。来年の話をすると鬼が笑うなどといいますが、ビジネスでは、常に先を読む、
先見性が大切です。
変化が激しいビジネスシーンに対応するために、ビジネスシーンの先どりができるよう、このメール
マガジンをお役立ていただければと思います。
このメルマガでは、皆さんの会社に役立つ経営支援情報を定期的に発行している情報誌です。
これを読んで、是非、21世紀に躍進できる会社経営をしていただきたいと願っております。
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全8回シリーズ 『売り方革新』
第7回 われわれの“強み”は人間力だ
そこから新たなサービス価値を創る@
またまた近くに競合店が出現するという話。こんな話をよく耳にします。競争戦略を打ち
出す自己分析の第一は“強みの発見”です。他にない商品力かあるいは店舗力かサービス
力か、みんなのまとまった見解が必要です。
半分以上がプライベート・ブランド
きびしい競争が進む中で、貴社の好調ぶりの理由を聞かせてください、これは先日の
日曜日のテレビ番組でセブンイレブンの鈴木敏文会長(イトーヨーカ堂会長)に向けた
質問の場面でした。思わずその解答に耳をそば立てて聞き入りました。「セブンイレブン
という会社には先取りの精神があり、その結果が店舗における商品構成の50%をはるか
に超えるプライベート・ブランド商品群であり、銀行ATMの設置やインターネットを活用した
サービスの拡充などだろうと思います」といった内容だったと思います。銀行ATMの件でも
コンビニに不適ではないかとの声もずい分出たとのこと。それに対しても反対が多いので
あれば積極的にやりなさいといったシーンもあったとのことです。そんなやりとりが続いた
後に、同じ会長がやっておられるイトーヨーカ堂の方の動きとはずい分違うように見えるの
ですが、違う理由は何なのでしょうかとの質問が投げかけられました。それに対する答えは
おおむねつぎのような内容のものでした。「おっしゃるように2つの会社がありますが、セブン
イレブンの方は、先取的な風土が会社に根づいており、社風といってよい程のものになって
いますが、一方のヨーカ堂の方は歴史も長いこともあるのか、業界の中で横にらみのクセが
ついていて、これを取っ払うのがきわめて厳しいのです」と、あの経営の神様的存在の会長
がやや顔を曇らせたのが印象的だったように感じたものです。
先取的な組織風土というのは、同業界の動向などにあまり気を取られることなく、つねに
顧客満足を中心においてそれを徹底追及するということでしょうし、業界横にらみの組織風土
とは、常に同業界の動向を気にしながらそれに負けない動きをとるといった内容になるの
でしょう。実状としては両者の間には売場面積の違いや品揃えの数、要員数の違いなど単純
に比較しにくい要素は多々あることなのでしょうが、両者の風土の違いについては大変興味
を感じさせられる内容でした。
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本シリーズは、小売業を対象にしたテーマですが、このメルマガは、株式会社NMR流通総研の経営コン
サルティング実績という実務事例をもとにした経営情報をご提供していきますので、次回のテーマにも
ご期待下さい。
また、「こんなテーマをとりあげてほしい。」や「こんなテーマの経営情報がほしい」というリクエストなどが
ございましたら下記メール宛にご要望をお寄せ下さい。
このメルマガは、皆さんのニーズにしっかりと応えたものにしていきたいと考えております。
リクスエト・ご要望などはこちらへ winmembers@nmr-inc.jp
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21世紀に企業成長を躍進する『NMR Win メンバーズ』企業にお届けする
NMR Win News!! 2回発行/月 2006.11.16 Vol.8
株式会社NMR流通総研 http://www.nmr-inc.jp/
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11月も中旬をむかえ、寒さも今週から本格的となってきました。風邪がはやっているようですので
体調には充分気をつけて年末商戦に向けての体調管理にも気を配っていただきたいと思います。
さて、ビジネスでは、いよいよ歳末商戦が始まろうとしています。今年の年末の市場動向は、どの
ように予測されるか気になるところですが、今年は、大手業が元気で中小企業は勝ち組と負け組み
の2極化がはっきりと出そうです。
今年も、勝ち組に属することができるよう有益な情報発信を継続的に行っていきます。
このメルマガでは、皆さんの会社に役立つ経営支援情報を定期的に発行している情報誌です。
これを読んで、是非、21世紀に躍進できる会社経営をしていただきたいと願っております。
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全8回シリーズ 『売り方革新』
最終回 われわれの“強み”は人間力だ
そこから新たなサービス価値を創るA
“強み”を生かして、何ができるか
今年はいろいろな会社やお店に向けて「第2創業」というキーワードが飛び出してきそう
です。事業所やお店の数が減少する中で、なんとか新たな時代に受け入れられやすい
体質に改革していこうという動きです。多くの商店街も例外ではありません。まちとして
第2創業課題を全員でみつけていくという行動が必要です。
そのためには、
●商店街全体の現状分析をしっかり行うこと
●現状で推移した場合の3年後の姿を予測すること
●3年後のあるべき商店街の姿を描くこと
の3つの内容をより多くのメンバーが参加して検討することからはじめてみましょう。
この場合に重要なことは、現状分析の中で自商店街の「強みとは何か」をぜひ抽出して
みることです。それが立地性なのか、商店街に隣接する集客力のある施設なのか、歴史
的なものなのか等、メンバーが納得するまで充分な討議をしてみてください。そして、いく
つかの「強み」が抽出できればその強みを生かして第2創業課題をつくり上げていく方向
で考えてみてください。
こう申しあげてくると、検討しようにもなかなか人が集まってくれなくて困っているという
声も聞こえてきます。たしかに昨今の状況下では商店街リーダーの方々もかなりご苦労
されているのが現実です。会員になってくれない、会合にも参加してくれない。こんな
事態が増えてくると、もう商店街としてのまとまった活動はできにくくなってきます。
人間力の結集を図る
大型店やチェーン店の増大によって、商店街の個々のお店はかなり厳しい状況にあり
ます。こんな時にこそ、まとまった力をつくり上げなければなりません。一店でできない
ことでも、集団の力ならやれるということはたくさんあります。第2創業といわれるこの
時期にこそ、まとまった力の発揮が重要だといえましょう。
さて、「強み」を抽出しそれを生かすとなると、そのベースは人間力だと私は考えてい
ます。いま小売市場の活性化のお手伝いをしていますが、全員の意見をまとめるまでは
かなり苦労がありましたが、ようやくこの段階が過ぎて活性化オープンすると、それぞれ
の商人さんが持っている知識や技能はまさにプロそのものです。いきいきとその力量を
発揮されています。こんな状況を見ながらよく思うことは、知力や技力を発揮するとなる
と決してチェーン店の従業員に負けるようなものでない力量をそれぞれが持ち合わせて
いる。そして何よりも商いの心についても深い人たちばかりなのだ。こんな人たちが結集
して組織的な力を発揮することができれば恐れることはないと。ハートと知力・技力を重ね
合わせた人間力の結集を図りたいものです。
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本シリーズは、小売業を対象にしたテーマですが、このメルマガは、株式会社NMR流通総研の
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のテーマにもご期待下さい。
また、「こんなテーマをとりあげてほしい。」や「こんなテーマの経営情報がほしい」というリクエスト
などがございましたら下記メール宛にご要望をお寄せ下さい。
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