−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
21世紀に企業成長を躍進する『NMR Win メンバーズ』企業にお届けする      
NMR Win News!!       2回発行/月   2007.8.1   Vol.25      
株式会社NMR流通総研 http://www.nmr-inc.jp/                            
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      
                                                     
 夏本番!! 朝は、セミの声で目が覚める季節になりました。日中に外出して取引先へ訪問すると
汗ビッショリになる日々です。、今年の夏は初夏は冷夏になるという予測も聞かれましたが、
夏本番になると、やはりうだるような暑さが続いています。
今年の夏も、夏バテに負けず、高い目標を目指して、今年の夏も乗り越えましょう!!

 このメルマガでは、皆さんの会社に役立つ経営支援情報を定期的に発行している情報誌です。
これを読んで、是非、21世紀に躍進できる会社経営をしていただきたいと願っております。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

全2回シリーズ 『2007問題 企業の積極的な対応』

第1回 専門の技術の技 定年で逃すな

再雇用 待遇は現役並み高い技術や知識を持った定年退職者を現役時代並みの待遇で再雇用する企業が増えている。対象も技術職から事務職まで幅広い。団塊の世代が定年を迎える2007年を迎え、専門職を確保して技術力を維持するとともに若手社員の育成の指導などを任せるねらい。昨年41日に改正高年齢者雇用安定法が施行されたことも再雇用の動きを後押ししている。
N社の設備・保守業務担当の子会社であるNM社は、電話網の修理などで技術を持つ人材を対象に現役時代並みの待遇で嘱託として迎え、若手技術者を指導する制度をはじめている。

顧客満足を基に
「ゴルドマスター制度」は毎年、定年を迎える社員を対象に先行する。電話網の修理や電話応対、ネットワークの監視などで高い技能を持つ人材が対象で、勤務歴や保有する社内資格、顧客からの満足度などを参考に選ぶ。初回は33人の応募から11人を選んだ。Nグループでは、60歳以上の定年退職者向けに契約社員制度を導入しているが、マイスターには契約社員よりも2倍弱の給与を支給。年金などを含めると実質現役時代並みの待遇となる。
K社も機械加工など高度な技術を持つ一部定年退職者を定年時並みの賃金で再雇用する制度を導入している。契約は一年単位で最長65歳まで更新できる。一般の再雇用の待遇に比べて優遇することで、技術水準の維持や技能伝承を進める。
昨年4月から高い技能を持つ社員を退職時と同水準の給与で再雇用する制度を設けたKU社は、人員を倍増する。

年収増える人も
O社も定年退職者を対象に、年収の
8割以上を至急して再雇用する「シニア嘱託社員」と呼ぶ制度を導入。工場の生産要員だけではなく、総務・人事などのホワイトカラーも対象で、年収は定年時を上回ることもあるという。先行基準は厳しく、選ばれるのは退職者の数パーセントという。
金融機関でも専門職囲い込みの動きが出てきた。KY社は6065歳の退職者を再雇用する制度を創設した。融資や資産運用の相談を受けるアドバイザー、営業店の事務業務指導など6つの職種に分類。本社などで再雇用し、本店や支店に派遣する。
勤務体系は職種によって異なるが、資産運用のアドバイザーなど専門性の高い職種についてはフルタイムで勤務した場合、年金額を合わせるとほぼ退職前と同水準の金額になるという。
2007年問題に対して、各企業とも、いかに企業力(経営資源)を保ちながら、今後の新たな人材育成や技術継承に本格的に取り組む状況になっている。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

本シリーズは、「2007年問題への企業の対応」を対象にしたテーマですが、このメルマガは、様々な業界
の実務事例をもとにした経営情報をご提供していきますので、次回のテーマにもご期待下さい。
また、「こんなテーマをとりあげてほしい。」や「こんなテーマの経営情報がほしい」というリクエスト
などがございましたら下記メール宛にご要望をお寄せ下さい。
このメルマガは、皆さんのニーズにしっかりと応えたものにしていきたいと考えております。

リクスエト・ご要望などはこちらへ winmembers@nmr-inc.jp



★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

バックナンバー
8月号 まちづくり・コンパクトシティ@
9月号 まちづくり・コンパクトシティA
・10月号 まちづくり・コンパクトシティB
11月号 まちづくり・コンパクトシティC
12月号 新規創業・第二創業
07.1月号 シニアマーケット
07.2月号 消費動向
07.3月号 新卒者教育・育成

07.4月号 新卒者教育・言葉遣い
07.5月号 コンパクトシティ
07.6月号 接客スキル

07.7月号 マーケティングリサーチ

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
21世紀に企業成長を躍進する『NMR Win メンバーズ』企業にお届けする      
NMR Win News!!       2回発行/月   2007.8.16   Vol.26      
株式会社NMR流通総研 http://www.nmr-inc.jp/                            
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      
                                                     
 夏本番!! 朝は、セミの声で目が覚める季節になりました。日中に外出して取引先へ訪問すると
汗ビッショリになる日々です。、今年の夏は初夏は冷夏になるという予測も聞かれましたが、
夏本番になると、やはりうだるような暑さが続いています。
今年の夏も、夏バテに負けず、高い目標を目指して、今年の夏も乗り越えましょう!!

 このメルマガでは、皆さんの会社に役立つ経営支援情報を定期的に発行している情報誌です。
これを読んで、是非、21世紀に躍進できる会社経営をしていただきたいと願っております。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

全2回シリーズ 『2007問題 企業の積極的な対応』

第2回 ホワイトカラーも活躍

シルバー人材センター職種広がる
駐輪場管理や庭木あっせんなどの仕事を担ってきたシルバー人材センターの活動分野が広がってきた。パソコン教室の講師や英文資料の翻訳といったホワイトカラー向けの仕事が増え、定年を控えた50代にとっても魅力的メニューになっている。同センターをうまく活用すれば定年後の生きがいづくりにつなげることも可能だ。
人口25万7千世帯の神奈川県平塚市。首都圏のベッドタウンにも高齢化の波は訪れ、シルバー人材センターの入会対象者となる60歳以上の人口の割合は23%に膨らむ。地元のセンターである平塚市生きがい事業団は危機感をいだいた。これから団塊世代のサラリーマンが大量に定年を迎える。彼らができる事務・サービス系の仕事をとってこないと、うまく機能しない。二年前にホワイトカラー就業機会開発委員会を発足させ、サラリーマンOBの会員ら7人を核に企業などを回って仕事の開拓をはじめた。
とくに地元の東海大学との関係を密にし、立て続けに新しい仕事を獲得した。代表例は二棟ある留学生寮の管理人の仕事。現在、昼夜交替で会員十人が働く。そのうち、一人は元商社マン。海外生活の経験も豊富で、留学生と気軽にコミュニケーションをとり好評だ。この他4つある大学図書館の貸出管理に20人が勤務し、月に128千円から4万円の報酬を得ている。
その他では、英語の研究論文を日本語に翻訳する依頼が東海大学から舞い込んだ。報酬は、12万円。電線関連メーカーの工場長だった会員のIさんが手をあげ、元商社マンの男性と組んで4日で翻訳を済ませた。
Iさんは事業団が催すパソコン教室の講師を務める一方、品質管理の国際規格ISO9000の認定取得を目指す市内の機械メーカー向けに、コンサルタント業務を月2日のペースで請け負っている。
企業を2年半前に退職し、まず考えたのは社会との接点を作ること。事業団はその基地になると考えた。シルバー人材センターを活用するには、@得意分野や取得資格を事務局に知らせる、A仕事の企画を自分で提案し受注を働きかける、などの積極姿勢が欠かせないと強調する。
市民税の未納者に対する電話勧告の業務を市役所から受注した東京の東久留米市シルバー人材センターだ。ホワイトカラー向けの仕事が見つからなかったが、ようやく一つ実現したと次長。電話接遇が得意な会員2人が交替で勤務している。
同センターは配食サービスも開始した。一食500円の弁当をセンターの厨房で作り、昼食時に宅配する事業で、調理担当の8人、庶務・車配送の11人のほか、62人の会員が自転車や徒歩で宅配係りを引き受けている。これもサラリーマンOBが参加しやすい仕事として広げる計画。すでに1200食出る盛況ぶりで、当初予定の80食を上回った。夜間の宅配も検討中という。
会員には一級建築士が7人もいるので、将来は家屋の耐震性診断、欠陥住宅を防ぐための施工中検査などの業務もセンターで引き受けていきたいと次長は構想を描く。
センターの業務は多様化しており、東京の町田市シルバー人材センターのように葬祭用具の貸出、飾り付けの仕事を市役所から引き受けている例もある。元営業マンでタクシー運転手の経験もあるK氏は8年前からこの業務に就き、手作り感で、その家族らしい葬式の手伝いをしている。
とはいえシルバー人材センターの仕事は、収入よりもボランティア精神が重視される。報酬も孫の小遣い銭になる程度。ずばり収入目的の人には不向きだ。技術や経験を地域で生かすことにやりがいを感じる人でないと長続きはしない。

また、市立大学との提携など、これまで関係が薄かった機関・組織との交流にサラリーマンOBが意識的にかかわっていくことが仕事獲得のカギを握っている。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

本シリーズは、「2007年問題への企業の対応」を対象にしたテーマですが、このメルマガは、様々な業界
の実務事例をもとにした経営情報をご提供していきますので、次回のテーマにもご期待下さい。
また、「こんなテーマをとりあげてほしい。」や「こんなテーマの経営情報がほしい」というリクエスト
などがございましたら下記メール宛にご要望をお寄せ下さい。
このメルマガは、皆さんのニーズにしっかりと応えたものにしていきたいと考えております。

リクスエト・ご要望などはこちらへ winmembers@nmr-inc.jp



★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★